君が錆びた鉄の美しさに気づいた時、僕は愛を叫ぼう!
他の人から共感される事がないので、今まであまり人に話した事がないんだけど、実は錆オタクです。
鉄が錆びていく様や美しく錆びた鉄を見つけると、なぜかテンションが上がり興奮します。
錆びる
金属の表面の不安定な金属原子が環境中の酸素や水分などと酸化還元反応(腐食)をおこし生成される腐食物(酸化物や水酸化物や炭酸塩など)の事である。
慣用表現
身から出た錆:自分の行為が原因で、結果として自分が苦しむこと。
刀の錆:刀で斬られる死に様のこと。
錆って基本的にそうなる事が嫌われるし、腕が錆び付いたとか慣用表現も基本的にネガティブなものが多いけど、俺は鉄が自然のままに錆びていく姿は美しいと思う。
根元が錆び付いて今にも倒壊しそうな鉄柱や錆びた鉄がパイ生地の様に層になって触れた途端崩れ落ちるのとか本当に堪らない!!
1枚目の赤錆で覆われた佇まいといい、触れたら確実に根元から折れてしまう儚さといい、もう完璧な美しさだよね。
これは見つけた時、よくぞ交換せずこのまま放置してくれた、ブラボー!!って褒め称えたくなるくらい興奮したよ。
さらに言えば、赤錆の色が本当に美しいんだわ。
これこそ、侘び錆び(侘び寂び)だと思うんだよね。
これ、誰か分かってくれる人おるかな?
ちなみに俺が好きな錆び第二位は、銅が錆びた時に出てくる緑青です。