OLYMPUS STYLUS SP-100EEで試し撮り
超望遠コンパクトデジカメを手に入れたが、超望遠状態での撮影は結構難しい。
手元でレンズが1cmズレるだけで、100m、200m先では大きなズレとなって被写体をまともに撮る事も出来ない。
なので、とりあえず近所で試し撮りをしてみた。
まずは、超望遠という光学ズームの実力がどんなもんかの確認。
1. ワイド端 35mm判換算 24mm相当
2. 10倍 35mm判換算 240mm相当
3. 25倍 35mm判換算 600mm相当
4. テレ端 50倍 35mm判換算 1,200mm相当
単純にすげぇ!!
けど、25倍の600mm相当まではファインダーを覗きながら何とか腕をホールドして目当ての被写体を撮影できるものの、50倍相当の1,200mmになるとファインダーを覗いての撮影は手ブレが酷すぎて撮影ができない。
今回は、50倍相当の1,200mmのみ液晶モニターとドットサイト照準器を併用して何とか撮影出来た。
今回は試さなかったが、一応さらにズーム出来るデジタルズームの機能があり、100倍の2,400mm相当の撮影が出来るらしいのだが、とてもじゃないが手に持っての撮影は無理だろうと思うわ。
ただ、このドットサイト照準器が、ホント素晴らしいわ!
きちんと照準器の調整さえしてあげれば、ほぼ確実に被写体を捕らえる事が出来る。
まぁ、超望遠時は、三脚使って撮影するのが一番いいのかもしれないとは思ったが、動く被写体の場合は照準器が大活躍するだろうなとは感じた。
時間があまりなかったのだが、他にもサクッと適当に撮影してみた。
まだ使いこなせてないのだが、AFの方式が自動的にコントラスト変化を検出するもの、中央のスポットにピントを合わせるもの、動いてるものを自動追尾するものの三種類ある。
ただ、これが意外と物足りなく、AFのスピードは早いんだけど、正直なかなかピントがバシッと来ないで、何となく甘い感じがする。
任意の場所を選べる仕様がないのは、かなりキツイと感じた。
それと、OLYMPUSのミラーレス一眼と同じ画像エンジンを積んでるという事で期待してたのだが、画質的にも少しばかり期待ハズレな感じもする。
ただ、価格的にも、商品的にもそこまで求めてしまうのは、酷かな?
これはこれとして、一眼レフやミラーレス一眼で気軽に出来ない事が出来るカメラとして考えれば、かなり面白く使えそうだとは思った。
まぁ、運動会で子供達の写真を撮るには十分な性能だし、「あぁ、ここでもっとズームしたい!!」なんて思った時、サブカメラとして持っていれば、かなり便利な使い方が出来るいいカメラだと思うわ。
まぁ、もう少しイジリ倒して、頭の中にイメージしている超望遠だからこそ出来るシーンをカタチにしたいと思っている。
ぼろフォト解決シリーズ025 OLYMPUS STYLUS SP-100EE プロの撮り方
- 作者: 中村祐弘,畠山公妥,齋藤千歳
- 出版社/メーカー: 齋藤千歳
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